詩的な映画。
静かな映画。
どこに向かうともなく、淡 .. >(続きを読む)
詩的な映画。
静かな映画。
どこに向かうともなく、淡々と退屈な日常が描かれる。
何か事件が起こったり、恋人とのラブストーリーが展開されていくわけでもない。
カメラはひたすらパターソンという青年のぱっとしない日常を映し出す。
映画にする意味があるのか?とも思う。
しかし、彼の表情はどことなく物憂げで、何かをしたいんだけど踏み出せ無いような、そんな弱さを感じさせて一体何処に向かうのか妙に気になってしまう。
はっきりとした物語を好む観客にはまるで向かない映画だと思う。