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<ネタバレ>オードリー唯一の西部劇ですが、明るくカラッとしたものではなく、全体的に終始緊迫したムードが漂っております。
出生の秘密を持つオードリーと、それを暴き立てにくる不気味な老人、強風吹き荒ぶ荒野など、緊迫感を高めるお膳立てもバッチリです。
オードリーはこの映画の撮影中に落馬事故で重傷を負ってしまい、流産してしまうという憂き目に遭ってしまいましたが、回復して復帰した後はまた乗馬のシーンを自らこなすという女優根性を見せたそうですが、この作品のオードリーからは確かにそういう気迫が感じられてとても良いです。
ただ、やはり乗馬のシーンはやはりちょっと危なっかしいですね。
バート・ランカスターの重厚な存在感も良いのですが、「大いなる西部」で頑固一徹な親父を演じていたチャールズ・ビッグフォードが、この映画でも似たような役柄で出ているのが目に付きました。
大女優リリアン・ギッシュは、肌が異様に白いのがやけに印象に残りました。
インディアンとの戦いでピアノを弾いて敵を威嚇する場面が面白かったです。
他の西部劇には多分あんな場面は無いでしょう。