<ネタバレ>これはなかなか驚いた。しっとりしていて。あの家のインテリアっ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>これはなかなか驚いた。しっとりしていて。あの家のインテリアって、なつかしいのにおしゃれで、ださいようで実は計算されてるという、インテリア界では「くろうと好み」の範疇だわ。
マキセも好演。このヒロインて、けっこういい年して親と一緒に住んで、版画だのメシの種になりそうもないことマジメにやってて、女から見ると「ケッ」って最初は思っちゃうんだわ。「カマトトぶってんじゃねー」って、言ってやりたくなるんだわ。でもさあ、こういう女でないと、その後の展開が成立しないよね。「お金を置いてこないとなんだかイヤなの」ってさあ。「純粋培養」の「ゲージュツ系」の夢見る27歳。最後の方では、「もういいやこういう女でも」と思ってしまったのが不思議だ。無理をすれば友達になれるかも。でもこんな女いないから。「いた」と思ったらそれはだまされてるんだって。無人の街にイギリス映画「28日後」があるよ。もちろん日本人には「ターン」がリアル。