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<ネタバレ>つまりスピルバーグは、いつからかはっきりしないが「スピルバーグ社の会長」になったということでしょう。もはや、己の頭の中のイメージを映像化する、というパッションは無し。ひらたくいうと、「才能が枯渇」ですな。「ET」のころまでは情熱が感じられたがなあ。あまりにも金持ちになってホメホメされていると、ダメになってしまう、という見本のようですね。やっぱり芸術にはハングリー精神が必要なのでしょうか。ルーカスはまだちょっと残っていると思われるが。この作品は一言で言うと、「相談のしすぎ」。芸術は、一人の人間のイメージを強引に実現してこそ成ると思う。ネタはよかったのに、訴えてくるものなし。「ブリジット2」の失敗に同じ。もうほとんど会社の運営ですな。