<ネタバレ>これは解釈が??となってしまったのだが、保険会社の調査員に「 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>これは解釈が??となってしまったのだが、保険会社の調査員に「説明し直した」話のほうが実はいわゆる客観的事実なのだろう。しかし、あの青年の中ではこの映画で描かれたさまざまな(信じられないような)エピソードが揺るぎない事実であると言っていると思われる。心の中に宇宙がある。心の中にこそ世界があるというわけだねきっと。トラというのがもうひとりの自分というか、心の中の自分であって、それがしっかりしていたからこそ、助かったというそういう話だと思う。映像的にはいうほど素晴らしくはないだろう。海や山で遊んでいる人にとっては作り物的で、チャチな感じを受けるだろう。実際の海の怖さ、色合い、その迫力はまだまだ人間には簡単に描けないほど凄まじいと思う。