彼が目覚めてからの生活を淡々と見せる。
母の心配、父の悲し .. >(続きを読む)
彼が目覚めてからの生活を淡々と見せる。
母の心配、父の悲しみ。
生徒との絆。
何度見ても切なくなる。
クローネンバーグとは思えない胸に迫る演出でしんみりとさせておいて
連続殺人鬼の捜査のために保安官に協力するあたりから
話は壊れた方向へ…。
自分がこの世に生まれてきたことには何か意味がある。
自分の今の状況にも何か必然がある。
人はそう考えなくては生きていけないのかも知れません。
そして、あのラストを迎えてしまいます。
彼の見たのは未来か彼の悲しみに壊れかけた精神が見させた妄想か?。
何も確証はありません。
そう思うといっそう悲しくなります。
それがこの映画を私に何度も見させるのでしょう。