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<ネタバレ>昨今アカデミー賞を取ろうと思えば"物真似合戦"でないと…。事実は小説よりも奇なり。この作品も、そうなのか?と思いましたが、意外とシンプルな脚本で、ヘレン・ミレンの演技もさることながら、先の方も書かれているように「早くここからお逃げなさい」と言うつぶやきを牡鹿に聞かせるが、王室の仕来り通りに狩られてしまう15ポイントの角と血は、グロテスクなイメージが強かった。厭な姑役を買って出たエリザベスの演技のかいもなく、パパラッチの格好の餌食となったダイアナ妃。と言う比喩なのか。英国では失笑者扱いされた!とヘレン・ミレンがオスカーを手にして謙遜していたが、結局は、美しい者はいかなる時代も妬みや嫉みに追われ、短い人生を終えてしまう運命論なのかも知れない。