「ワックス掛け」と「鶴の型」だけでも、この映画には存在価値が .. >(続きを読む)
「ワックス掛け」と「鶴の型」だけでも、この映画には存在価値があると思います。ミヤギさんなんか胡散臭さの権化みたいな存在じゃないですか。これはあくまでマンガなんですよね。
現実にはぜったいに有り得ない「かめはめ波」や「元気玉」と、「ワックス掛け」や「鶴の型」は同じ類です。「小学校のときかめはめ波の練習をしてた」っていうギャグと同じように、「小学校のとき鶴の型の練習をしてた」と言える。それだけでいいんです。実際のところ、俺も鶴の型のマネをして強くなった気になってましたから。漠然とした「強くなりたい」という男の子の夢を叶えてくれる、夢のある映画だと思います。なので、ドラマというよりはコメディ、コメディというよりはマンガとして観るのが正解だと思います。
というわけで、7点。個人的に思い入れの強い映画です。いま観る気にならないのが玉に瑕ですが・・・。
【追記】パットモリタさんのご冥福をお祈りします。