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<ネタバレ>難解な作品でも無理矢理解釈するのが好きなのですが、今回はサッパリ解らない。頭を抱えました。針おはぎで出来た主人公の頬のキズがいつの間にか消えていること、竜宮レナの瞬間移動、濃すぎる霧等、圭一の妄想路線から物語を読み解こうと考えたのですが、真相まで辿り着けません。不明な部分が多すぎる。これならいっそ、全部主人公の夢と捉えた方がスッキリする。美少女率が異様に高いこと、超モテモテなこと、キスだろって場面でことごとく寸止め。全ての“在りえない”シチュエーションに納得が行く。でもまさかこんなオチではないでしょうし、素直に解答編となる次作『誓』まで待つことにします。ちなみに話題の「嘘だ!」シーンは個人的には気に入りました。演出として面白い。ただ、これでレナが鬼の血筋でも何でも無かったらインチキな気がしますけど。序盤の甘酸っぱい描写のムズムズ具合が後半のホラーと妙にマッチ。結構自分は好きです、こういうの。でも本作単独で評価するならこれくらいです。 (2010年7月15日追記)やっと本作の解答編『誓』のDVDを鑑賞しました。でもレンタル旧作になるのを待っていたら、本作の記憶が薄れてしまったので、もう一度本作を借り直して2作連続鑑賞することに。こんなことなら、『誓』が新作のうちに借りときゃよかった。