<ネタバレ>近年、邦画で大流行している「泣ける映画」とどう違うのか分り難 .. >(続きを読む)[良:2票]
<ネタバレ>近年、邦画で大流行している「泣ける映画」とどう違うのか分り難いです。“ギターを弾きながら歌う魂の歌”も“愛する人に捧げる角膜”も、何処かでみたようなエピソード。確かに感動的なお話ではあるけれど、オムニバスの中の1篇では扱いが軽い。それよりも、監視社会や国家繁栄法といった本作のウリとなる奇抜な設定部分を掘り下げて欲しかったと思います。「時が来るのを待て」という意味深な台詞を吐いた上司、洗脳が完了していないであろう劇団ひとり。反管理国家の火種らしきものが見えたところで終わりでは、どうにも不完全燃焼です。主人公の派手なレジスタンス活動を期待する訳ではありませんが、彼の苦悩と葛藤そして“足掻き”をもっと観たかった。[良:2票]