「エロ・グロ・ナンセンス」には違いないのですが、どの要素も薄 .. >(続きを読む)[良:1票]
「エロ・グロ・ナンセンス」には違いないのですが、どの要素も薄いです。C級グルメは健康度外視。味が濃くてナンボです。化学調味料で舌がヒリヒリしたって、辛過ぎて偏頭痛がしたって、味が濃ければオカズにはなるんです。そういう意味で、本作はその価値を見失っていると感じます。バイオレンス描写は『水戸黄門』レベル。血しぶきは大幅カットのECO仕様。お子様と地球には優しいかもしれませんが、スプラッターホラーを期待している観客には優しくない。特撮で経費を節約した分、おっぱいポロリのサービスでもあるかと思いきや、パンチラひとつありゃしない。仲村みうなんて、ずっと服を着たままでした。江頭がスーツを着込んでいるくらい奇妙な光景です。植物ゾンビに物理攻撃は効かない設定なのに、頑なに武器を手放そうとしない主人公たちも意味不明です。いや、これはナンセンスだからいいのか。どうもⅡに続きそうなエンディングですが、本作以上に評価が悪い次作を見るべきかどうか迷います。なんて言いつつ、もう観ちゃてるんですが。[良:1票]