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本作のような映画を観ると、つくづくコメディというジャンルは“最強だな”と実感します。観客を笑わせること=大正義。通常ドラマの脚本家なら恥ずかしくて書けないであろうテキトーな筋書きだって、全く問題ありません。火薬多めで最後は爆発させときゃOKなのですから。友達は大切だなんてメッセージ、ホントはどうでもいいんですもの。そんなイイ加減さが、失礼、大らかさが大好きです。下ネタ上等、グロテスク寛容の、王道アメリカン馬鹿コメディ。観る人を選びますので万人にはお勧めできませんが、本作と同じくベン・スティーラー主演の『ズーランダー』とかサイモン・ペッグ主演の『ホット・ファズ』あたりを楽しめる方なら、大丈夫かと思います。ベタ褒めしたい程面白いとは思いませんが、続編が出来たら多分観ます。