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<ネタバレ>脚本や演出の質、役者の技量を問うならば、高得点が付くはずもありません。どこを取っても安普請で、『安かろう悪かろう』の理屈が見事に当てはまります。特にアレだったのは演技面でしょうか。何せ、おかずクラブゆいPのコント仕様の演技が、名演に見えるくらいですから。ただし幽鬼のビジュアル造形に正々堂々と取り組んでいること、想像と現実で“登人物の役者を変える”真面目さは、良かったと思います。出来の良し悪しは別にしても、“ちゃんと創ろう”という製作姿勢は感じられました。ところでタイトルは『幽鬼』。漠然としており、具体的なイメージが出来ません。ストレートに『ヘビ女』とかじゃ駄目だったんでしょうか。もしかしたら梅図かずお先生に遠慮したとか。確かに『銀河鉄道〇〇〇』みたいに、怒られたらイヤですものね。