もちろん、チャップリンの芸を堪能できる映画ではありますが、こ .. >(続きを読む)
もちろん、チャップリンの芸を堪能できる映画ではありますが、この映画はある意味掟破りスレスレの最後の演説を軸に考えたいです。「JFK」の最後の演説を観た時に、「これは独裁者か?!」と思ったこともありました。
政治的なプロパガンダとするには、イデアリスティック(ナイーブ過ぎると批評した研究者もいます)、大衆民主主義への過度の期待と断じることもできるでしょう。
しかし、映画作家としての成功が前提ではありますが、ドイツの大軍隊を掌握する男に独りで喧嘩を売ったのですよ。
男として、人間としてその行動には敬意を払わずにはいられません。
他の方がもういろいろ書かれているので細かいことには触れませんが、ただ脱帽するだけです。