<ネタバレ>やはり鳥インフルエンザにせよ、SARSにせよ伝染病には独特の .. >(続きを読む)
<ネタバレ>やはり鳥インフルエンザにせよ、SARSにせよ伝染病には独特の怖さがある。しかし、この作品にはその迫り来る恐怖があまりない。町ごと破壊しようと言うのはなんともアメリカ的発想だし、後半からは焦点がぶれまくり。ご都合主義展開が全開で、サルの写真や少女の絵はかなり強引。全く無駄なヘリのチェイス、そして、投下する必要もないのに海へ爆弾投下。人間さえ生き残れば魚など海に住む生き物は死んでもいいのか。自然の恐怖を描いているにも拘らずこのシーンはなんとも人間中心主義。そして、ラストも2人が仲直りして終わり。このラストも強引だし、やはりみんなが協力する場面が最後に必要だと感じた。