一次大戦終結後、早々にモロッコの遺跡の発掘に駆り出されるフラ .. >(続きを読む)
一次大戦終結後、早々にモロッコの遺跡の発掘に駆り出されるフランス外人部隊。
欧州の戦場から帰還したばかりの部隊のなかには不治の傷を負った者もいる。
補充される隊員はならず者の寄せ集め。
砂漠のなかにある遺跡まではひたすら歩くしかない。
過酷な行軍。上官の非情な仕打ち。兵士は消耗品として扱われる。
こんな実情を知っていたら、誰も志願しなかっただろう。
砂漠にあるのは砂と砂で作った建物だけ。
全体としてはハードに徹した描写に好印象だったけど、
しかしモロッコの民兵との戦闘の場面には疑問が残った。
民兵はみな銃を持っているのに、どうしてまったく撃たずに突撃してくるのか。
いくらフランス軍が砲や機関銃などの武装で勝っていたとしても、
あの圧倒的劣勢でまともに応戦できるわけがない。
それなのにあの結果は、ありえない。
迫力のあるシーンではあるけども、ここだけはどうにもひっかかった。
マシンガンがいかに戦場を変えたか?というのを表現しているのかもしれないけど…。