9,11米同時テロ以降のドキュメンタリーチックもの。”映画“ .. >(続きを読む)
9,11米同時テロ以降のドキュメンタリーチックもの。”映画“としては特に新しい情報は何もない。(イーストウッドが監修した実録再現フィルム)
テーマは、当然、過去のすべての戦争映画で描かれている、戦争という不条理に翻弄される人間。そして他に、この作品独自のテーマ(核)は、“女、子供という弱い対象を殺すということのジレンマ。”それだけが描かれています。ホントそれだけ。ラストの主人公の死に方については、まあそういう皮肉な現実も起り得るでしょう。というぐらいかなあ。あとは、なんだろう?せいぜいデートで行って、スナイパー!かっちょいいぜ!ぐらいなんじゃないの?とにかく“弱いんだよね”弱すぎる!“こんな程度の造り物みせられたってさ、ネットのライブリークかなんかで超悲惨なものを2,3本も観れば、この映画みたことすら忘れるよ。ランボーや山猫やライアンなどが数倍優れています。(別にこのような真面目なタッチで描いてもいいけどさ、だったらさ、まさに、ウソでも、芸術的なまでのすれすれの狂気、恐怖を描かないと、心に残らないよ。なんか、作品の”タッチ”がよくわからない。見えにくい。)