<ネタバレ>アカデミー賞らしくない、捻くれた作品ですね。
親父が信奉し .. >(続きを読む)
<ネタバレ>アカデミー賞らしくない、捻くれた作品ですね。
親父が信奉している社会主義は、資本主義の申し子である
息子にしてみれば全くの時代遅れで相手にされない。
死ぬ意義を見出したいと気張ってみるものの、実際は
ヘロインを打たれてラリってるだけ。
国家や政治について偉そうに語ってみても、
実際、頭にあるのはエロいことばかり。
臨終の際に思い浮かべるシーンも、女性の太ももである。
そんなどうしようもない親父をかわいいと思えるかどうかで、
評価が分かれてくる映画ではないでしょうか。