<ネタバレ>ピカソが作品を作る様子をひたすら裏側からとり続ける作品。数分 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>ピカソが作品を作る様子をひたすら裏側からとり続ける作品。数分で出来る作品もあれば、かなり長い時間をかけて作ったものをカットしてつないだ作品もある。様々な作品が作られていく。
途中まで何なのか分からないような線が最後に作品に結実していったり、リアルに描いていた牛が最後に消されてキュビズム的な牛に描き替えられたり、あるいは途中で方針転換したりと、こういう風に絵は描かれているのかと感じさせられる。
■解説もなし、ナレーションもなし、ピカソの姿や声もたまに出てくるだけ、というストイックな構成で、この氏後では絶賛されているが、見る人をすごく選ぶ作品だと思う。退屈な人にはとことん退屈だろうが、はまる人にはすごく刺さるはず。