秋葉原無差別殺傷事件を思い出しました。事件現場の周りには野次 .. >(続きを読む)
秋葉原無差別殺傷事件を思い出しました。事件現場の周りには野次馬が集まり、救護している人たちを横目に携帯電話でその映像を録り続けている。完全にこの映画で言っているファウンダーを覗いた時点で他人事になるという事が当てはまっていると思いました。しかし、その行為が今まではテレビ局からの真実か作り物であるか分からない映像を受け取る側でしかなかった人間が、真実をありのままに伝える事ができる側の人間になり、多くの人にその現状を知らせる事が出来るようになったことも事実。問題は、その情報を受け取る価値が、他人事のように録り続ける人間やそれを面白がる人間にあるのかという事ではないのでしょうか。ランドオブザデッドで感じたゾンビ映画に対するマンネリ感、息づまり感を現代の時代に合わせた作り方、魅せ方で見事に払拭してくれました。