気持ちが悪い映画。
記号的な悪意に溢れた若者描写、音楽の使 .. >(続きを読む)
気持ちが悪い映画。
記号的な悪意に溢れた若者描写、音楽の使い方、隙間も余韻も抑揚もない断続的な映像の連続と台詞回し、どれもが自分には合わない。
この映画が映像の流れで語る事はない。台詞と意図的なクローズアップでしか物語を語らず、それは全て扇動的なものとして表現される。
倫理的に正しい映画かどうかはどうでもいい。
ただこの監督がどこまでも意図的に映画に対して不誠実で、人間の悪意を声高に薄くスタイリッシュに見せようとしているその姿勢がひたすら不愉快だった。