<ネタバレ>★一言で言うと、ヒュー・ジャックマン様のヌードを観にいく映画 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>★一言で言うと、ヒュー・ジャックマン様のヌードを観にいく映画。とにかく脱ぐわ脱ぐわ(笑)、でも確かに観れる体なのはすごい。このからだ作るのにトレーニングしたんですか? ★ストーリーは正直言ってすごいサプライズがあるわけではないが、一応ウルヴァリンの過去もきっちり説明してくれるし、アクションシーンは迫力満点だし(やっぱなんでもかんでもビームだのサイコキネシスだのじゃなくって、力技でえいやってのは見ててスカッとする)、やや駆け足だが人間ドラマもありで、番外編としては充分合格点なんじゃないか。 ★個人的にしびれたのはアタマとラストだ。南北戦争なんていう我々から見れば「歴史上の」時代から戦争に明け暮れてきた長命(不死身)種ミュータントの嫌世感。 ★そして、頭部を撃たれたことによる文字通りの「記憶喪失」(細胞は復活しても記憶は物質ではないので復活しない、のではないか)。二度と過去を思い出すことはできないのだろうかという哀しさと、反対に苦悩に満ちた過去を思い出すこともないのだという「救い」。狙った設定かどうかは分からないが、なるほどと思った。 ★アメコミ映画の苦悩する主人公なんてのはもう手垢がついてるが、それでもやっぱり謎に満ちた(もう明かされちゃったけど)ウルヴァリンというキャラクターは特別かなあ、と思える。