最初から最後までコテコテのアメリカンジョークの連発。正直言っ .. >(続きを読む)
最初から最後までコテコテのアメリカンジョークの連発。正直言って、笑えない。コメディ映画だということを一瞬忘れてしまうほど、何故か笑えない。世代の違いかな?ジョン・ウェイン個人にもあまり魅力を感じませんでした。あの妙にもったいぶった台詞回しと、大物ぶりを印象付けるための過剰な演出が鼻につく。台詞じゃなくて演説だよ、あれじゃ(笑)。そしてこういう作品にありがちな先住民に対する酷い扱いも毎度の事。終始一貫して何となく「上から目線」で彼らに接している。客車ではなく貨物車両から下ろされるシーンなんて、ほとんど家畜扱い。人を貨物車に入れといて「我が友よ」もねえもんだ、ったく!白人のヒーローの引き立て役は、こんなモンで充分ってことでしょうか?まあ、作品そのものは、やはり「何は無くともウェイン様」な方向けですな。