序盤から中盤にかけて、ゲイリー・オールドマン演じるチャーリー .. >(続きを読む)
序盤から中盤にかけて、ゲイリー・オールドマン演じるチャーリーがエディを追い込んでいく辺りの展開は、重厚にして大胆、緊迫感があるが、その後が残念ながら少しもっちゃりしてしまったかなぁという感じが否めない。特に、終盤のカーチェイスは長過ぎ(笑)。一晩中やってたってこと?汚職が蔓延する警察署の署長役に名優ブライアン・コックスを持って来たということで、ストーリー的にこの辺に何かあるんじゃないかなあと期待していたんだが、その割には、案外単純な犯行動機で…。うーむ、ちょっと肩透かし、というかもったいない。これほど個性的な役者が揃ってるのに…。豪華キャストを目の前にして、映画の方ではまだ経験の浅い監督が張り切り過ぎて空回りしてしまったというところでしょうか。決してつまらなくはないんですが、このメンバーならもっと面白く出来ただろうということで、あえて点数は抑え目で5点献上。