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<ネタバレ>映画としての出来は、正直なところ凡庸だった、という印象です。ただ、よく見ていないと、真作と贋作が入れ替わったことが分からず、ジョン・ローンが暖炉に放り投げた絵が実は「真作だった」ということが分からないと、この映画自体の意味がなくなってしまうのです。が・・・。公開当時、「ジョン・ローン命」の友人と劇場にわざわざ見に行ったにも関わらず、その友人は肝心の「真作と贋作の入れ替わり」のシーンで爆睡してしまい、最後まで焼かれた絵は「贋作だった」と思って、映画が終わった後「結局何だったの?」と、ポツリ。でも、彼女は「ま、いいや。麗しのジョン様の顔が拝めたから!」と嬉しそうでした。・・・ま、その程度の映画であった、とも言えましょう。なかなかビデオ(DVD)も見かけず、再見が果たせていないのが少し寂しいですが。今後、レビューがゼンゼン増えなかったら、それもまた寂しいなぁ。