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<ネタバレ>つまるところ「子どもは親を選べない」ってこと。んでもって「親が子どもに与える影響は計り知れない」ってこと。子育て中の親御さんが見ると良い映画かも。とにかく、アンナが愛くるしい。ちょっと怒っているような表情が大半なのだが、たまに見せる笑顔がたまらない。まあ、あのお父さんも、所詮は「お坊ちゃま活動家」なので、その後のスペインの急速な民主化・資本主義化に混乱しまくって、ド・ラ・メサ家は結構波乱の歴史を辿ったのではないかと、勝手に想像してしまう。でも、アンナは最終的に自らの意思で転校を選び、新しい境遇へ歩み出したわけで、髪がちょっとだけ伸びて、ほんの少しだけ成長したアンナの新しい学校での俯瞰映像によるラストシーンはとても爽やか。あと、字幕は、文字数制限があるのも分かるが、少し訳がマズ過ぎる。吹き替えで見直すと、多少疑問が埋まる。もう少し工夫して欲しい。