怖いか、と聞かれれば、正直、ゼンゼン怖くないです。『歴史は夜 .. >(続きを読む)
怖いか、と聞かれれば、正直、ゼンゼン怖くないです。『歴史は夜作られる』では男気全開のシャルル・ボワイエが、こちらでは欲に支配された陰湿で頭の悪い夫役でしたが、この人は断然「悪役向き」の顔だと思います。バーグマンは美しいんだけれど、なんつーか、イライラさせられっぱなし。なので、夫の化けの皮が剥がれた後の凄みは、ギャップがあって少しだけ溜飲を下げてくれました。・・・とはいえ、まあ、私にとっては一度見れば十分、という作品です。