<ネタバレ>昔の日本女性のお約束【娘時代は自由奔放に楽しくやれるのに、妻 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>昔の日本女性のお約束【娘時代は自由奔放に楽しくやれるのに、妻になれば全てを諦め慎ましく生きる】の典型をみたようで、、だけどどちらが素敵かと問われれば田中絹代の方かもしれないと現代人の自分にかすかに残る「古風美」を意識しました。
ラストで「男を1人不幸にした」と後悔する女の決断は確かに潔いかもしれないけど、
その女を待ち続けてずっと独身を貫き通していた「男の幸せ」はどうなるのかと。
おそらく節子は再婚することなく一生を終える、その方が映画の美意識に沿うのかもしれませんが、やっぱりそれは彼女の「独りよがり」だと思います。
個人的には高峰秀子の「~~であった」調がかなり気に入りました。超可愛い(笑)