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元となった事件はとりあえず横に置いといて一本の映画として見た場合、前半の管制センター中心の部分が自分にはどうにも退屈でした。いかに衝撃的な事件だったとしても、見てる方はこの先何が起こるかほとんどわかっているわけですしね。こちらを完全ドキュメント調で描くことによって、後半の断片的な情報から作りあげた機内のフィクションの部分にもリアリティを感じてもらおうという意図だったのかもしれませんが、それにしても長すぎと感じます。対して、ラスト10分ほどの映像は自分の飛行機嫌いを更に強烈なものにしてくれました。