<ネタバレ>人妻である私から見ると、日本版より、ぐっと、夫婦のロマンスが .. >(続きを読む)
<ネタバレ>人妻である私から見ると、日本版より、ぐっと、夫婦のロマンスが描かれていて、
そこは点数高めになります(笑)。やっぱね~、淡い恋心とはいえ、お色気ガールジェニロペといちゃつかれ過ぎると、ムッと来てたと思う。パワフルなスーザンサランドンを応援したくなります。公の場でも妻を大事にしてくれる欧米男性のいい所がぎゅっと
最後のほうは詰まってて嬉しかった。日本版だと、妻の存在感がすごく薄かったし、
結局、あの演技の下手なバレリーナの人に憧れまくって、でも家庭が大事で戻って、終わりかい!っていう気がしましたが、欧米版ではちゃんと、妻ともう一度恋する感じ
が出ていてよかった。「家庭に戻る」んじゃなくて「妻ともう一度恋する」
しつこいようですが、妻にとっては後者が大事だと思うわ。
笑いの点ではやはり・・いくらトゥイッチでも、あの竹中直人の激しいルックスには
かなわなくて、負けてたかな。というかやっぱトゥイッチだってそれなりにかっこいいんだもん。笑えるほど、変じゃなかった。
それは渡辺えりこ欧米版の人にも言えてて、
ドレスが白人は太ってても結構似合っちゃうから、上手いんだけど、おかしくはなかったね。「社交ダンスとのミスマッチング」ではそりゃ~、日本人にはかないませんよ(笑)。リチャードギアなんて、いかにも普段から踊ってそうなくらいタキシード
似合いすぎ。
でも、チームワークや暖かいユーモアのある感じは、欧米版の方が上だったと
思いました。ジェニロペの子供の頃のエピソードも可愛いし、クリーニング屋さんの
娘ってのも、なんか、日本版より気取らないキャラで好きです。
思ってたよりずっとさわやかないい映画でした。