<ネタバレ>久々にファッションに納得の行く映画を見たので、それだけで、+ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>久々にファッションに納得の行く映画を見たので、それだけで、+3点。
本当にアンハサウェイが納得の行く変身ぶり。もちろん元が良いのはわかるんだけど、
それでも、洋服一つ・靴一つであんなにかっこよくなるとはね。この映画のスタイリストは素晴らしい。ファッションを愛する人は必見ですね。
ストーリーは、恋愛部分に納得がいかないというか、あの恋人や友人は心が狭い
気がします。若いからしょうがないのかしら。どっちにしろ、あの子はマスコミ
志望なのだから、その後も忙しくなるのは必須なので、そのうちまた別れそう。
メリルのわがまま上司は良かった!!彼女のファッションも素晴らしい。そして、
わざと意地悪を言って、部下を鍛える、今では見られなくなった、古典的な
手法も(笑)。きっとメリルストリープ演じるあの女編集長は、「意地悪に
耐え抜いた部下にだけ、仕事の真髄を教える」という主義で、今から教える予定では
あったんだろうなぁ。。と思います。だけど、残念ながら、アン演じる主人公は
マスコミ志望ではあるものの「真にファッションを愛している」訳ではないため、
編集長の下を去ります。でも、あそこで鍛えられた「仕事に対して、絶対に成し遂げてやる!!という精神」はきっとどんな仕事に就いても、彼女に役立つはず。
そういった意味で、「今は無駄な努力に感じられることでも、努力はいつか、必ず何かの役にはたつ」という教訓もあり、なかなか良い結果だと思いました。