斬新なモノクロと赤と蛍光色の映像、夜の街を舞台としていくつ .. >(続きを読む)
斬新なモノクロと赤と蛍光色の映像、夜の街を舞台としていくつかのオムニバス
がシンクロしてラストシーンに繋がっていく。
非常に刺激的な映像と内容なんだけど、顰蹙を買うのを承知で言わせていただく
のであれば、殺戮の場面の数々で吹き出してしまいました。
悪役の皆様方が殺されてしまうその有り様があまりにもお間抜けで、観る者にもあまり罪悪感を抱かせることのないような仕上がりになってます。
そのあたりがキル・ビルやパルプ・フィクションを観た時の印象に似てなくはないけれど、やっぱり個性的なメンバーと黒と赤のコントラスト、その映像をベースの効いた音楽でエンターテイメント的に盛り上げています。あまり難しいことを考える事なく流れに身を任せて観た自分には、結構いけてる面白い映画でした。