ウッディ・アレンの映画の中でも特に軽い部類に入る。強烈な皮肉 .. >(続きを読む)
ウッディ・アレンの映画の中でも特に軽い部類に入る。強烈な皮肉が利いていない分、誰にでも観やすい映画だと思うが、観終わった後も特に印象には残らない。人間の幸福にとっては、お金が全てじゃないよね!?というメッセージがあるにはあるが、その場その場のドタバタコメディの要素のほうが強い。ニヤリとクスリの積み重ねでラストまで引っ張っていくタイプの映画だ。上映時間が短いのが奏功している。
もっとアクの強い笑いが好きな僕には少し物足りなかったが、これでも楽しめてしまうのだからアレンの映画は止められない。