<ネタバレ>世間の評判がとても良いのとアカデミー賞受賞とくれば、期待感は .. >(続きを読む)
<ネタバレ>世間の評判がとても良いのとアカデミー賞受賞とくれば、期待感は膨らみますが、大抵の場合期待をよせた分、えっこの程度 の場合が多い。自分は麻薬の金横取りした男が殺し屋に追われながら最後は逃げ終えハッピーエンドみたいな事を想像していたのだが、この作品は良い意味で期待を裏切ってくれた。トミー・リー・ジョーンズはあくまでも進行役で、二人の逃走劇にほとんど絡んでこない、何の活躍もないまま殺されてしまうウディ・ハレルソンは贅沢すぎる配役、伝説の殺し屋と渡り合ったジョシュ・ブローリンは、あっさり殺されちゃうし、この映画最大の功労者シャイニングのJ・ニコルソンを彷彿させるハビエル・バルデムのなりきり、怪しさは納得のアカデミー助演であり、自分の思惑を物の見事に外してくれた。
ただこの作品そんな軽い内容ではなく、とても深く重いテーマが下敷きになっている為、自分の場合は1度見ただけでは理解出来なかった。面白かったの一言では済まされない濃い内容の映画です。