コテコテのコメディでもなく、恋愛一辺倒でもなく、空港内でのス .. >(続きを読む)
コテコテのコメディでもなく、恋愛一辺倒でもなく、空港内でのストーリーだけに起伏の乏しい展開で、なかなか映画として描いた意義を見つけにくい作品のような気がしました。本気で空港から追い出そうとするなら警備局長サイドももっと有効的な策を講じたであろうに、そこはコメディタッチならではのかけ合いということで済ますべきでしょうか。しかし発展しそうで発展のしないトム・ハンクスとキャサリン・ゼタの恋仲がやけにリアルだったり、白を基調とした清潔感溢れる空港の映像など、なかなか好印象の点も多い映画だったことは確かです。