死を認める人の意見はそれはそれで然り、死ぬべきじゃないと謳う .. >(続きを読む)
死を認める人の意見はそれはそれで然り、死ぬべきじゃないと謳う人の主張も然り。ラモンが突然取り乱したり、空を自由に飛ぶ夢を見たりする場面にはとても切なくなりました。献身的な家族の介護があり、様々な人がラモンの言うことに耳を傾けてくれる(しかもやけに女性にモテる)暮らしの中でも、逆に完全に無意識状態なわけでないからこそ余計につらい思いをしているのがよく伝わってきました。尊厳死に対する答えはない、というのがこの映画の答えなのではないでしょうか。