<ネタバレ>とにかく長いですね。ゾディアックの影が見え隠れする序盤から中 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>とにかく長いですね。ゾディアックの影が見え隠れする序盤から中盤までは割と楽しく観賞していたのですが,ある時期を境に急にゾディアックが鳴りを潜めてからはテンポの悪い展開になり,すっかり眠くなってしまいました。実話ベースなので仕方ないとも思いましたが,それにしてもゾディアックが登場している場面としていない場面の緊迫感の差がありすぎです。しかしこういった猟奇性を闇だけでなく,昼間の場面でも湖の畔のちょっとした無機質な感じから演出したり,籠の中のリスが暴れる場面などもなるほどと思わされた気がしました。また,あまり劇中では描かれていませんが,ロバート・グレイスミスがあそこまでゾディアックにハマってしまった気持ちも何となくですがわかる気がします。補足かつ蛇足ですが,ゾディアックが意外とよく喋ることには驚きました。