正直そこまで盛り上がるシーンもなく、ただ淡々とエド・ウッドの .. >(続きを読む)
正直そこまで盛り上がるシーンもなく、ただ淡々とエド・ウッドの映画製作の場面が連続するので若干最後の方は飽きてしまいました。最後の方で「昼とか夜とか気にしない」と言っているのを観て「そりゃ最低監督とも言われるわ」とエド・ウッドに愛想が尽きたりもしましたが、ベラ・ルゴシとの友情やエド・ウッドの映画に対する思いが全編を通して伝わってきたのがよかったです。「また映画が撮りたいね」とエドに切なそうに言うルゴシの姿や、晩年のルゴシを家の前で撮影するエド、入院しマスコミにたかられていたルゴシを守ろうとしたエドの姿など、二人の関係を描写した場面が印象深く残っています。この二人の関係を、ティム・バートン監督とジョニー・デップという二人が映画にしたことにまた意味があるように感じました。ルゴシを演じたマーティン・ランドーの演技にも感動しました。