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文芸作品なので自分の評価基準から外れてしまい、採点は難しいのですが、映画館に3度足を運び、映画に恋をするという体験を初めてさせてくれた作品。
世間知らずの身体障害者と行動の責任意識の希薄な今風の学生。
どちらの設定を変えても、すぐに違和感が起こりそうな繊細な作品。
それでいて、なんとも力強くテーマを打ち出している。
ラストの恒夫の判断はリアルにするか、ファンタジーにするかの分かれ目でしょうが、この設定ならああ終わるのが(厳しいですが)、自然なことだと思う。
テーマをより強く出せますしね。