<ネタバレ>最初の1時間は、それぞれの繋がりが「?」でした。
が、後半 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>最初の1時間は、それぞれの繋がりが「?」でした。
が、後半の展開。夢中のままラストを迎えます。
セリフで何かを伝えるような作品ではなく、言われている通り
見た人それぞれの感性、感じ方によって如何様にも捉えることのできる作品だと思います。
私は、それがすごく心地良かった。
ストーリーは悲しすぎる、切ない恋の話。
クラブでの泣き女の歌には、自分の気持ちにもぐっと来るものがあります。
あの時泣いていたのはベティだけじゃなく、リタも同じ。
2人して泣いていたところに、この作品における一抹の救いを感じます。
そう、あのシーンが1番心惹かれます。
ラストには余韻が残りすぎ、クレジットの画面をぼんやり眺めていました。
デヴィットリンチ監督ならではの、細かいトリック(?)そういったものを
見つけていくには、まだ2度、3度と作品を見直していかなければ無理だろう。
けれど、今はしばらく。マルホランドドライブ、デヴィットリンチの世界に
もう少しこのまま浸っていたい。そんな気持ちです。