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<ネタバレ>プロレスを描いた映画の中では最高傑作であることは間違いない。スティングやあの辺の世代のスーパースターをモデルに、落ちぶれてどさ回りする現在のレスラーを演じるミッキーロークが本当にリアルに役作りをしたという感じがあり素晴らしい。もちろん、メインイベントを張っていたスーパースターが、さすがにここまでは落ちないだろうという気もしなくもないが、プロレス以外はてんでダメ人間というあたりから、日本でも安田忠夫みたいなのがいるので、ない話ではないだろう。
とにかく、ミッキーロークのやつれっぷりと迫真の演技が、最後の大技で、本当に死んでしまうんじゃないかとハラハラさせてくれた。