これはアルツハイマー病を主題にした映画ではなく、材料として使 .. >(続きを読む)
これはアルツハイマー病を主題にした映画ではなく、材料として使った映画だと思います。だから恋愛映画として見た人の評価が高くて、アルツハイマーの映画だと思ってみた人の評価が低くなっているんでしょう。後者を見たいなら別の映画を探した方がいいと思います。
「現実と違う」というのは当たり前だと思います。現実に近づけようとするなら「ドキュメンタリー」というジャンルで作りますよね。
病気を「材料」として使うべきではないという意見もあるかもしれませんが、私はありだと思いますし、大昔から文学の材料にもなってます。
最後、主人公が途中で夫に気づいて、でも「夫に迷惑をかけたくない」「自分でなくなった姿を見られたくない」と思って、気づかない「演技」をするのかなー、と思ったら違いました。もしそうだったら、泣いていたかも知れません。