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これはいくらヒットしても続編は難しいだろうと思っていたら、よく考えますなあ。一人になることを「楽しさ」として捉える視点は同じ。この大家族の鬱陶しさってのは、おそらく疎外がテーマになる今のアメリカ人の大多数にとっては過去の話だろうが、そうでもないのかな。前作と同じパターンでいきそうになって、でも空港までは大丈夫、ここで違う便に。ここらへん丁寧に出来ている。ニューヨークに来てしまう。リッチなホテルとプアな公園で光と影。それぞれが、一人でいられることの解放感と一人でいなければならないことの心細さにつながっていく。ビデオの声をつかったギャグは、この前もたしかあったけど、まあ笑える。で脱獄二人組におもちゃ屋へと話が広がって。おもちゃ屋でいろいろあるのかと思ってたけど、それはナシ。廃屋での闘争が見せ場だけどイマイチだった。トムとジェリーなんかのアニメのノリを実写でやられると浮いちゃう。サイレント時代だとこれでいいんだけど。鳩に花火にクリスマスツリーと祝福的気分、そういえばおもちゃ屋の主人はなんとなくフランク・キャプラ的だったなあ。病院の子どもと窓越しに見て手で合図しあうあたり丁寧。[良:1票]