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本筋とはあんまり関係ないとこだけど、老いたパルチザン闘士たちが過去を懐かしみつつ歌った革命歌が、ロシア民謡カチューシャのメロディだったところが嬉しい。映画見てると、違う国では意外な曲が意外な歌われ方をしていることによく出あって、なんかそういうこと知ると嬉しくなる(クリスマスソング「もみの木」を四拍子にすると日本の労働歌になり、韓国映画「シルミド」ではそれが革命歌として歌われてた、とか)。同じメロディからまた新たな性格を発見するヴァリエーションの喜び。この歌、吹きすさぶ嵐に向かってすっくと立ってるような悲壮感に満ちていて、この映画見てしまった後では、カチューシャはもう革命歌にしか聞こえない。