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この手の映画が多かった時期で、やや食傷気味だったってこともあったかな、ちびの殺し屋がうろうろし出すあたりまではノレず(彼を生かしておいたのがあの頭脳明晰ユダヤ男の唯一のミスだったわけだ)。禁酒法時代のニューヨークというギャングの黄金時代。一応ユダヤ系とイタリア系のギャングの友情みたいのがベースになっている。それぞれのボスがA・クインとM・ガンボンで、とりわけガンボンの人を人とも思わぬ酷薄な表情が凄い。主役である若手四人が揃ってもかなわぬ。「仕事」をくれるボスを子どもに判断させるってのが面白い。