リアリズムを無視してるところがけっこう楽しめた。黒ミコシには .. >(続きを読む)
リアリズムを無視してるところがけっこう楽しめた。黒ミコシにはついていけなかったけど、三田村君が水中から飛び上がる馬鹿馬鹿しさは許せる。シーンのつながりでの面白さはないが、ワンカットワンカットのビジュアル的な面白さでもってる。急に大きな面が出てきたり、山田五十鈴が三味線弾いてせり上がってきたり、嬉しい。暗い中に照明を絞って効果出す、ってワンパターンなんだけどね。ただ設定がけっきょく連中の内輪な話なわけで、ラスト積極的に主人公たちに共感できないんだよね。別に共感したくもないし、そもそも彼らが仕事に対して抱く疚しさなんてどうでもいいし、こういうのは単純な悪玉のほうがいいね。