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<ネタバレ>まるでファンタジーゲームをプレイしているかのような感覚でした。通常では不可能なカメラアングルを駆使した特撮は見事でしたが、内容があまりに薄っぺらくて、見ごたえがあるのはそういった特撮を駆使した戦闘シーンのみ。“呪い”とやらも終盤になって態々明かさなくても、中盤あたりで推測できてしまう。肝心のベオウルフもキャラとしての厚みが無く、感情移入は愚か、主人公らしさが無いのが辛い。とここまで散々な評価ですが、終盤のドラゴンとの一騎打ちは手に汗握る展開で面白かった。さらに贅沢を言えば、怪物の母親(アンジェリーナ・ジョリー)の出番をもっと多くして欲しかったかな。