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女の子と一緒に観に行ったらドン引きされそうな下ネタ、グロ描写のオンパレード。
さらには映画ファンならクスッと笑えるような主演ライアン・レイノルズの自虐ネタの数々や
観客に訴えかけるセリフや仕草も可笑しいやらバカバカしいやら。本筋以上に力が入ってることに驚き。
ライアンが本気(マジ)。シリアスなテーマなのに肩肘張らず、なにこの脱力感、なにこのユーモラス、
でも、これ真面目に時系列通り作ったら、とてつもなくつまらない作品だったろうなぁと思うわけです。
真剣に悪党を蹴散らすのを見てるとこっちも疲れる。でもこいつは冗談半分、ジョークを交えつつ、小馬鹿にしてるような動作でバッタバッタと
悪党を倒してゆくわけですよ。シニカルでありながらリアリティーもあり、それが絶妙なバランスで演出されてるから、こっちも良い意味でのカタルシスを味わえる。
これまでヒット作に恵まれず、注目される時に限って脇役だったり、、
ハリウッドきってのアンラッキーな男ライアン・レイノルズの当たり役になるのは間違いない。
まさに最後の賭け(デッド・プール)にでて掴んだビッグチャンスだね