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映画の内容は、チョン・ジヒョンかわいいね、で終わっちゃう程度のものだった。韓国の地方都市のなつかしいような風景の中で、淡々と話が進み、淡々と終わる。つまんないわけではないけど、盛り上がりもない。
パク・シニャンの酔っ払いシーンの演技があまりにもおおげさで笑えた。それじゃコントだって。オーバーアクションっていうのは、このへんのことなのかな。回想シーンでスーツ姿も披露しているのだが、ほんとに有能なサラリーマンに見えるよ。後のキジュだね。
チョン・ジヒョンが住んでいる建物は、1階が書店で2階が住居になっているのだが、ちょっと不思議な形で、とてもすてきだった。
チョン・ジヒョンに思いを寄せる近所の青年の役でヤン・ドングンが出ていて、最初はっきり顔が映らないうちから「あれ? ヤン・ドングン?」と気づいたのだから、この人もちょっと尋常じゃないオーラが出ている感じがする。