<ネタバレ>戦争映画は苦手なので、行こうかどうしようか迷ったのだが、ここ .. >(続きを読む)[良:1票]
<ネタバレ>戦争映画は苦手なので、行こうかどうしようか迷ったのだが、ここのところイーストウッド作品はあたりばっかりだったので、思い切って行ってみた。
思い切り彩度を落とし、グレーに塗りつぶされたような硫黄島。無造作に「消耗」される兵士たち。故国に戻り、ヒーローとして扱われていても、その映像がおんぶおばけのように3人の兵の背中にぺったり張り付いている。
ネイティブ・アメリカンの青年が、3人の中でいちばん欺瞞から受けるダメージが大きく、いちばんみじめな運命をたどる、というのも、現実的なんだが、索漠とした思いが残る。
よくできているが、それゆえに疲れる映画である。[良:1票]